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羽根玻璃

羽根玻璃

歩く

歩いていこう。

一歩ずつ

二歩ずつ

三歩ずつ

・・・・・・・・・・・・・・

誰と?


誰と誰と、これから歩んでいくの?

今まで 一人で歩いてきた・・・

「ずっと?」

「わからない。」

「一人で?歩いてきたの?」

「わからない。」

「今まで歩いていたときに隣に誰かいた?」

「いない。いつも、真っ暗闇・・・。自分の手が見えなくなるくらいに_」

「そう。」

「今まで、どうやって歩いてきたの?」

「とてもとても、暗いところを目指して歩いてきたらここにたどり着いたの。でも、途中に引き返しなさいって言う声が聞こえたけど、私には戻るよりもこの暗い道の方がとても、安心だったの。」

「そう。」

「でも、ここにいてはいけないの。ここへ来てしまう人は多いわ。
でも、あなたのように歩いてきた道がわからない人はもっと怖いの。
自分で、自分の言葉をしゃべれない人がここにたどり着いた人は多いの。
だから、あなたは、自分の行くべきところがわかる。私が導いてあげるわ」

「ねぇ、どんなに狭い道でも通れると思ってみること、行き止まりに当たってしまってもなにか道があるはず。あなたに寿命はまだこないわ。
だから、自分が中心の狭い世界の殻にこもるのではなくて、もっと世界を人がいっぱいいる世界を見てみて。見れるようになったら、あなたは変わったの。そして、人が困っていたら助けてあげて、あなたが人を助けられるようになったら、あなたは人の痛みがわかる。」

「わかることは辛いことでもあるの。でも、それ以上に共感、共鳴、共に     という言葉は誰かと共に生きること、歩むこと
だから、これからの人生のなかで共に歩める人を探せばいの。
あなたの探したいやり方で探して、見つけて  共に歩んで。」




「あなたが、前に進もうと思うだけでここからは抜け出せるわ。
後ろを振り返ってはだめよ。
自分の心が強くなったとき、後ろを振り返って、あなたと同じような思いをしている子、あなたよりも辛い人生を歩んでいる子を助けてあげて。」

「他人を信じることは容易ではないけれども、あなたが相手を信じなければ、誰も、あなたを信じてくれはしないわ。」

「でも、もう、あなたの瞳は空を見ている。
あの素敵などこまでも続く空を  その空を見レナい子が今もあなたの近くにいるから・・・・。」




忘れないで・・・・。

人は弱い生き物なの。

いつも、喜怒哀楽が激しいわ。

だから、人なの

人だから、

起こるの

泣くの

嘆くの

喜ぶの

楽しいの

だから、恐れないで

未来へ歩むことをやめないで・・・・・・・・・・・・・・・・・


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